福田さんに首相としての職責意識があるのなら、胡主席との首脳会談の冒頭で、実務問題として鳥インフルエンザの波及を北東アジア国際地域でいかに止めるかを取上げてください。これほど国際間の情報共有を必要としている課題はないのです。にもかかわらず、中国政府は自国の面子を優先して取り組んでいるとしか言えない現実があるのです。
当該分野で国際間の協力が発揮されるのはWHO(国際保健機構)です。中国は台湾のオブザーバー参加さえも排して、台湾の参加要求を拒んでいます。この頑迷な態度は、「中国は一つ」に固執するところからくるものです。しかし、鳥インフルエンザの菌は、人間界のそうした動きとは全く関係なく動きます。それを諄々と胡主席に説いてください。
年金も後期高齢者医療制度も問題ですが、これは国内問題です。しかし、渡り鳥には国境はありません。中国側がこの問題に消極的なのは、これも北京五輪という当面の課題があるからでしょう。そこからの隠蔽意識が作用していると看做しても、不自然ではないでしょう。
韓国では鶏に発症しているのを地方の役所が隠蔽していた。中国では各地で鳥に発症しているのは報道されているが、それ以上は伝わってこない。内政の最優先課題にしろと5月1日の本ブログでも触れたが、それは同時に近隣との情報共有のシステム構築と不可分。台湾の馬英九が産経との会見でWHO参加に触れているのは職責から来る。
台湾のWHO参加を拒んでいる中国は、近隣にとって敵対的な存在となりますよ、と言えばいい。福田さん、日本国民の安寧を守る気持ちがあれば、胡主席への当然の要求でしょう。この主題こそ高度の政治判断を求められていると、胡に囁けばいい。ついでの、共に低い支持率を少しでも上げましょうよ、と。胡さんは国際的に、私、福田は国内で。
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